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2001年10月12日 (金)

『ちいさくなったパパ』

ウルフ・スタルク 作  はたこうしろう 絵  小峰書店 


『お姉ちゃんは天使』を以前読んだ時も、
その題材の奇抜さに驚いたが、
今回はその時の絵描きさんアンナ・ヘグルンドとは
異なるところが気に入ってこの本を手にとってみた。

はたこうしろうさん。
最初、日本人の方の絵だとは考えもしなかったほど、
スタルクとの相性はぴったり!!

わたしはどうも、
「てんでばらばらにつっ立っている」《文中より》ような線で
描かれた絵が好き。
例えば、クエンティン・ブレイク。
例えば、サイモン・ジェームズ。

絵描きさんの手を離れて勝手に突っ走っていく線が、
絵の中でケタケタ笑っている声が
まるで聞こえてきそうな愉快な絵。
そして、このはたこうしろうさんの絵が、
まさにスタルクとのタッグを
楽しくってしょうがないって叫んでるように見える。

「小さくなったパパ」と「息子のトーマス」に芽生える
奇妙で複雑な友情。
小さくなったパパは、
いったい何を発見して、何を諦めるのか。
最後、
家に戻って、また大人になったパパがすること!
それがちょっと意味深。(笑)
いったい何で!?ってわたしは思ってしまうけど、
もし夫がこの本を読んだら、
やっぱり最後のページでニヤッと笑うかな。

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コメント

はじめまして、はたさん。
まさかご本人からコメントいただけるなんて思ってもみませんでした。
文字化けは何でだろう?
お手数おかけしてしまってゴメンなさいね。
でもそこまでしてコメントを残して下さったこと、とてもウレシイです。


『ちいさくなったパパ』の感想はもう記事に書いてるとおりです。
はたさんの自由気ままな風な線画が大好きです。
1ページごと4つのコマ割りにしてるところなんかも面白いですよね。
夜の遊園地で星空を見上げるシーンも、
他のページとちょっと雰囲気が違ってて気に入ってます。


今ちょうど、『2回目のキス』も手元にあるんですよ。
こちらもまた感想を書かせてもらいますね。

これからもご活躍をお祈りしています。
ありがとうございました。

投稿: 志生野 | 2005年1月14日 (金) 08:09

読めますか?
このコメント欄だけが、日本語で打つと文字化けします。
しかたないので、別のソフトで打ったものをペーストして送りますが、
読めているのでしょうか?ご迷惑かもしれませんが…

さて、絵本をとても褒めてくださってるので、嬉しくてこのようにコメントを送ります。
いつも、評価のあまり得られない職業なので、たまに読者の方に喜んで頂いてることを知ると
大変嬉しいです。仕事してて「ヨカッタ」と思います。これを糧にまたがんばります。

あと、この本を魅力的にしている一つは
間違いなく、菱木晃子さんのすばらしい翻訳だと思います。お気づきの事とは思いますが。

それでは、どうもありがとうございます。

PS ホントに読めてる?

投稿: HataKoshiro | 2005年1月12日 (水) 18:13

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