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2003年7月26日 (土)

『 白猫 』


白猫
   『 白猫 』
  エロール・ル・カイン 再話・絵   中川千尋 訳
  この7月に出たばかりのル・カインの新作。
  とは言っても、作られたのは1973年らしい。
  なんと言うか、ル・カインの作品にしては、珍しく毒々しさが無い。まるで、アーノルド・ローベルやセンダックのコミカルさに近い感じ。70年代の作風ってコミカル系が主流だったのかしら。

物語は、三人の王子が、王様から難問を吹っかけられて、最後は、いつもどおり、
三男が一番良い目にあう、というパターン。『美女と野獣』の逆バージョン、と言った感じかな。
それにしても、王様というのは、ワガママなもんだ。(笑)

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2003年7月14日 (月)

『すてられたいぬ』


すてられたいぬ
  ■すてられたいぬ 
  カーチア・ゲーアマン 作  講談社
  バンサンの『アンジュール』の、その後と言えるかも。(笑)
  車から捨てられた犬が、新しい飼い主を見つけるまでの物語。
  絵は、どことなく井上洋介っぽいタッチ。
  太く大胆な線と、明るい色使い。
  途中、いろんな飼い主を紹介してもらう場面では、
  今のペット事情を皮肉っているようで面白い。
  読後感の心地よい作品。

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2003年7月 3日 (木)

『クエンティン・ハーター三世』


cover
  ■クエンティン・ハーター三世
  エイミー・マクドナルド 文   ジゼル・ポター 絵
  福本由紀子 翻訳      BL出版

 ジゼル・ポターの新刊はいつもチェックしてるけど、
 これもまた、愉快な作品だ。
 人を食ったような徹底的に可愛げの無い登場人物達の、なんと生き生きしてること!
 グレイッシュな色使いと小物にセンスを感じる絵は、相変わらず冴えてるし。
まあ、今回は、遊び心に徹してみました!・・・というところかな。要所要所でフォントを変えて、手描き風の大きな文字を使ったりと、拘りのある仕上げも◎。

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