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2004年6月18日 (金)

『わたしの庭のバラの花』


わたしの庭のバラの花
アーノルド・ローベル文   アニタ・ローベル絵

表紙に、大輪のバラが一輪。
なんとも淫靡な雰囲気を感じてしまうのはわたしだけでしょうか。
触れば指の腹に吸い付いてきそうなビロードの風合いの花びら。
くねくねと艶かしく伸びていく茎やガク。
アニタ・ローベルの描くバラは、あまりにも熟れた匂いがします。
相方のアーノルドがユーモアたっぷりの楽しい文章を添えているのに、子供向けの絵本として感じられないのは、彼女の絵がシック過ぎるせいかもしれません。

それにしても、訳者さん、
最後の「訳者のことば」は、随分と語り過ぎのような・・・。(苦笑)
マザーグースの例えを出して下さったのは有難いけれど、この作品の味わい方まで全てご指南下さって、それもあまりにも的確なもんだから、おかげで、それ以上の感想も感動も消えてしまいましたよ。すべて、この「訳者のことば」に吸収されてしまった感じ。ちょっと勿体無いかも。

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