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2005年6月12日 (日)

ツィン!ツィン!ツィン! おたのしみのはじまりはじまり

ツィン!ツィン!ツィン! おたのしみのはじまりはじまりZin ! Zin ! Zin ! a Violin (1995)
ロイド・モス/作   マージョリー・プライスマン/絵
角野栄子/訳   BL出版 (1998)

大きなオペラハウスでの演奏会。最初に登場はトロンボーンの紳士。低い調べは嘆きのよう。 次に現れたのはトランペットの美女。軽やかに軽やかに弾む心。二重奏になりました。3番目はホルンさま。音もたっぷり大らかに三重奏。4つめはチェロの登場。一本足できりりと立って四重奏。次はバイオリン。弦を元気に弾ませて五重奏。六重奏目はフルートの登場。細い銀色、静かに一人。その次はクラリネットの登場。さすが木の笛、音色もなめらかに七重奏。後に参加はオーボエさん。笑うように泣くように遠慮しないで盛大な音の八重奏。次はファゴット。なんて低い音なの?おかしいわ、と九重奏。最後にハープさんが加わってこれでお仲間せいぞろい。オーケストラのできあがり。さて今夜の舞台のはじまり、はじまり・・・。

どこかで見た名前だ!とずっと気になっていたらやっぱり『アップルパイををつくりましょ りょこうもいっしょにしちゃいましょ』を描いた作家さんでした!それでこんなにオシャレなんだァ・・・、と妙に納得。どこかしら、ロートレックのポスター画を思わせる、パリの街角にでも似合いそうな絵。ああ、好みだァ~。(笑)
各楽器の演奏家が登場する時の、それぞれの紹介文がまた洒落ているんです。例えばフルートだと 「なんていい音ふるえちゃう 細い銀色 静かに光り なんてカッコイイの おやせさん」と、角野さんの訳が振るってます。それにその楽器を持つ演奏家のキャラクターが、それぞれの楽器にピッタリ!の雰囲気。わたしが特に気に入ったのはオーボエのおばさん。汗か涙かわからないような水滴を浮かばせて、巨体を思いっきり動かして演奏しています。さぞかし盛大な音色が響いていることでしょう。
それにしても、こうして演奏家の方達の服装を見ると、男性はタキシードか燕尾服しか着ないんですねぇ。女性が華やかな分、なんだか可哀相な気がします。(笑)

 

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